農畜産業振興機構が3月29日に公表した鶏肉の需給予測によると、国内生産量は2月が12万9800d(前年同月比95.0%)が見込まれ、3月は14万2200d(同103.0%)、4月13万8000d(同97.7%)と予測しています。輸入量は2月が4万4800d(同102.0%、30日発表の貿易統計では4万5514dの実績)を見込み、3月は4万4100d(同94.4%)、4月4万4800d(同95.9%)と予測しています。これらに食肉等保管状況調査から算出した直近の期末在庫から推計した出回り量及び期末在庫は、2月については、出回り量が17万3400d(同96.9%で、内訳は国産品が前年比94.5%の12万8800d、輸入品が同104.3%の4万4600d)を見込み、この結果、期末在庫は15万7200d(同93.7%、内訳は国産品が同92.4%の2万7500d、輸入品が同94.0%の12万9700d)が見込まれるとしています。3月の出回り量は3月が国産・輸入合計で18万5200d(同101.7%)、4月18万8100d(同100.7%)、期末在庫が合計で3月が15万8300d(同92.9%)、4月15万3000d(同89.1%)で、期末在庫は縮小が続くとの予測です。
4月1日(木)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が3月30日(火)より3円安の684円
◆「むね肉」が同と変わらず305円
■「正肉相場」は同3円安の989円でした。

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