総務省が10日発表した家計調査(2人以上の世帯)2019年11月分によると、1世帯当たり消費支出は27万8765円で、物価変動を除いた実質で2%の減少となりました。消費税増税で買い控えもあった10月に続き実質マイナスは2ヶ月連続。
食料支出は調理食品や飲料、果物等が増えて実質0.2%増となったもの、生鮮3品はじめ米などは実質マイナスが続いています。肉類は1世帯当たり7436円(実質2.7%減)で、生鮮肉は 5915円(同40.3%減)、加工肉1521円(同4.6%増)と、生鮮肉の支出が低下しました。購入量はほぼ前年並みも単価安で支出の伸びが鈍くなっています。鶏肉の1人当たり購入は490g(前年比100.1%)、支出額が442円(同98.4%)、単価90.1円(同98.3%)でした。
1月10日(金)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が前日と変わらず631円
◆「むね肉」が同8円高の275円
■「正肉相場」は同8円高の906円でした。

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