量販店で組織する日本チェーンストア協会が26日発表したチェーンストア販売統計1月分(55社1万543店舗集計)によると、食料品は相場安もあり農産品は動きが鈍く、衣料品、住関品も気温が高めで推移したこともあり苦戦し、総販売額は1兆44億円と店舗調整後(以下同)で前年同月比98.0%とマイナスとなりました。
食料品の販売額は6589億円で、前年同月比99.9%となり、うち農産品が923億円(同98.2%)、畜産品が813億円(同99.3%)、水産品が617億円(同101%)、惣菜が867億円(同101.9%)でした。
畜産品の販売動向については、「牛肉、豚肉、鶏肉の動きはいずれも鈍かった。鶏卵の動きは良かったものの、ハム・ソーセージの動きは鈍かった」としています。また、惣菜は「揚げ物、焼き物、中華の動きは良かったが、焼き鳥などの動きは鈍かった」としています。
2月28日(金)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が前日より19円安の574円
◆「むね肉」が同11円安の244円
■「正肉相場」は同30円安の818円でした。

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