経済産業省は東京証券取引所と共同で、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取組む上場企業を「健康経営銘柄」として選定しています。2日に第6回目となる「健康経営銘柄2020」に30業種40社が選定され発表されました。
選定に当たっては経済産業省が実施した「令和元年度健康経営度調査」の回答結果を、@「経営理念」A「組織・体制」B「制度・施策実行」C「評価・改善」D「法令遵守・リスクマネジメント」のフレームワークから評価し、財務面でのパフォーマンス等を勘案して選定したとしています。そして総合評価の順位が上位20%以内であること、ROE(自己資本利益率)が直近3年間平均が0%以上出ることなどが選定基準としています。
その結果、40社のうち、食料品業種からは、潟jチレイが初めて選定されたほか、アサヒグループホールディングス鰍ェ3回目、味の素鰍ェ4回目の選定となっています。
初めて選定された潟jチレイ(本社・東京都、大櫛顕也社長)は、「当社グループは、従業員の健康を重要な経営課題として位置づけ、推進部署として『ニチレイ健康推進センター』を設け、健康保険組合、労働組合と活発に意見交換を行いながら、さまざまなコラボヘルスに取組んできました」と、評価の背景を紹介しています。
3月3日(火)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が前日より1円安の587円
◆「むね肉」が同5円高の247円
■「正肉相場」は同4円高の834円でした。

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