総務省が8日発表した家計調査11月分(2人以上の世帯)によると、11月の1世帯当り消費支出は27万8718円で物価変動を除いた実質で、前年同月比1.1%増となり2ヶ月連続での実質増となりました。GoToトラベルなどにより交通・通信費が14カ月ぶりに実質増となるなど、多くの費目で2〜6カ月ぶりの実質増となっています。食料支出は1世帯当り7万9781円で実質1.5%増で2ヶ月連続の実質増となりました。この中で、外食支出は前年比13.1%減と不振が続いていますが、生鮮肉は内食化が進み、1人当り支出額が2193円で前年比10.7%増と堅調な伸びを示しています。鶏肉は1人当り購入量が509g(前年比103.9%)、支出額485円(同109.6%)、単価は95.1円(同105.5%)でした。同様に、牛肉は191g(同101.0%)、624円(同112.1%)、単価は326円(同110.9%)。豚肉は653g(同108.4%)、934円(同109.9%)、単価143円(同101.4%)でした。
1月8日(金)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が前日より1円高の713円
◆「むね肉」が同3円高の315円
■「正肉相場」は同4円高の1028円でした。

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