農畜産業振興機構が2月6日発表した2019年12月の鶏肉需給表によると、輸入鶏肉の出回り量は前年同月比95.1%の4万8906トンにとどまったものの、輸入量が前年比95.6%に減少したことで、期末在庫量は13万3633トンと、前月より約4000トン減少し、ほぼ前年同水準に縮まりました。 一方、国産品は出回り量が前年同月比1.9%増の15万2547トンと15万トン台に乗せたものの、生産量が15万2146トンと前年比3.3%増加したことから、期末在庫量は前月より400トンほど減少しましたが、前年比では8.1%増となりました。最需要期の12月で出回り量はそこそこに増も、供給増で在庫は余り縮小しなかった結果となっています。
2月6日(木)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が4日(火)より3円安の609円
◆「むね肉」が同3円安の259円
■「正肉相場」は同6円安の868円でした。

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