総務省が発表した2019年の家計調査で1世帯当たり鶏肉購入量は年間平均で16.912sで、前年比98.2%と減少しましたが、1人当たりで見ると5.694sで同100.6%と前年水準を維持し、わずかに増加しています。相場が前年より低下し小売単価も低下し、鶏肉の購入単価は92.2円t前年比3.0%低下したこともあり、支出金額は1人当たり5248円(同98.5%)と減少していますが、購入量は堅調だったとも言えます。
県庁所在都市での1世帯当たり鶏肉購入量のトップ10は山口、熊本、鳥取、大津、大分、岡山、福岡、宮崎、高知、佐賀の順でした。1人当たりでのトップ10は、大分、山口、熊本、大津、福岡、宮崎、鳥取、和歌山、長崎、和歌山でした。購入量については、1世帯でみると、世帯人員が減少傾向にあることで、購入量は伸びがみられず、一方1人当たりでは伸びていることから、世帯当たりの鶏肉購入量の減は世帯人員が減ったことが考えられます。
2月10日(月)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が前日より2円安の598円
◆「むね肉」が同と変わらず250円
■「正肉相場」は同2円安の848円でした。

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