財務省が3月30日に公表した貿易統計によると、2月の鶏肉(原料肉)の輸入量は、前年同月を3.6%上回る4万5514dでした。直前の日本食肉輸出入協会の予測では、牛肉、豚肉が前年を下回る中で鶏肉のみ前年を上回ると予測、4万4800dを見込んでいましたが、700dほど上回りました。国別ではブラジル産は前年同月比95.3%と前年割れしたものの輸入量の内65%を占め、タイ産は同126.8%と増加し、シェアは29%まで伸びています。
また、鶏肉調製品の2月輸入量は3万4246d(前年同月比107.1%)と、こちらも前年を上回る輸入量となりました。
3月30日の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が前日より2円安の687円
◆「むね肉」が同2円安の305円
■「正肉相場」は同4円安の992円でした。
3月の月間平均相場(31日は水曜日で相場は休載)は
◆「もも肉」が前月より9.74円安の691.10円
◆「むね肉」が同1.56円安の303.66円
■「正肉相場」は同11.29円安の994.76円でした。

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