日本政策金融公庫が1月に全国2000人の男女を対象に行った消費者動向調査(インターネット調査)によると、現在の食の志向は前回(昨年7月)に引き続き「健康志向」「簡便化志向」「経済性志向」が3大志向となっていますが、低下傾向にあった「健康志向」(41.4%で、前回より1.7ポイントプラス)が上昇に転じた他、「簡便化志向」(37.3%、同3.7ポイントプラス)が上昇し、「経済性志向」(35.5%、同2.2ポイントマイナス)が低下しました。
また、コロナ禍の影響による食品の購入方法では、利用する機会が増加した購入方法は、「インターネット」(34.1%)が最も多く、次いで「テイクアウト」(30.6%)、「量販店・スーパー」(30.2%)となっています。ネット購入で増えた品目は「菓子」が最も多く、次いで「アルコール類」でした。産地応援の意識については、「大いに気にかけている」と「やや気にかけている」を合わせた回答割合が過半数(56.2%)となり、コロナ禍以前(令和2年1月前後)と比べ11ポイント高くなっています。産地応援では「地域産品が好き」というのが最も大きな理由となっています。
3月18日(木)の食鳥卸売相場(東京・加重)は
◆「もも肉」が16日(火)より1円安の688円
◆「むね肉」が同3円高の305円
■「正肉相場」は同2円高の993円でした。

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