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★★ 速報 ★★
10月6日(金)・先程入って来た速報で、今年のノーベル平和賞に日本の団体が参加し、世界中で核廃絶のキャンペーンを展開して来た《国際NGOネットワーク》=『核兵器廃絶国際キャンペーン』iCAN(アイキャン)が選ばれました。
◈ ↑ はiCANのベアトリス・フィン事務局長にインタビューする、仏『FRANCE 24』と米『CNN』メディア等。
スイスのジュネーブに本部を置くiCANは『核兵器廃絶』に向け、各国の政府に対しメディアやネットを使っての活動を行って来ました。
又、広島や長崎での悲惨な被爆体験の証言を続ける、『日本原水爆被害者団体協議会』(日本被団協) による《核の恐ろしさ》の切実な訴えを、広く世界に伝える役割も担って来た(*2012〜2014年には日本人が共同代表を務めた)事もあり、唯一の被爆国である日本が重要なポジションのNGOである事は確かです。
今年7月に国連で採択された核兵器の開発・使用などを法的に禁止する初の国際条約=『核兵器禁止条約』(There Nuclear Weapons Convention) に見事此れまでの活動が結実したと云えます。
「iCAN」は2007年に発足したキャンペーンで、12ヶ国でスタートし現在では世界101ヶ国のNGO・468団体が加盟しています。
今回のiCAN授賞理由にノルウェー・ノーベル委員会は・・・
『核兵器使用が人類にもたらす壊滅的な惨禍に対し、条約(核兵器禁止条約)に基づいた核兵器廃絶に向けた画期的な努力に対するもの』
・・・としています。
当の日本は現在、残念ながら安倍総理が『核兵器禁止条約』への署名・批准はしないと明言している状況ですが、日本からは『ヒューマンライツ・ナウ』『核戦争防止国際医師会議(IPPNW)日本支部』『ピースボート』『反核医師の会』『プロジェクト・ナウ』の5団体が加盟と深く関わっているiCANが、最高賞とも云えるノーベル平和賞を受賞した事で、今後風向きが変わる事も期待できるかも知れません。
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≪2017.10.8 追記≫
iCANの「ベアトリス・フィン」事務局長は・・・
『被爆者と生存者は此の条約締結に至った運動の重要なパートナーで、iCANの同志だと思っています』
・・・とのコメントを寄せていましたので、此れは日本の被爆者、反核活動も一緒に受賞した???という事にしてくれているのかナ?。・・・何にしても嬉しいですね。
因みに、先に『ノルウェー・ノーベル委員会は・・・』と記した件で、『ノーベル賞と云うとスウェーデンなのでは?』と疑問に思われた方がおられたかも知れませんが、ノーベル平和賞だけは異なり、授賞式はノルウェーの首都・オスロで開かれているんですヨ。
【 ノーベル賞の起源&平和賞についての解説動画 Click 】
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今ではノーベル賞の生みの親として知られる「アルフレッド・ノーベル」(1833〜1896年) ですが、スウェーデンの化学者であった生前は《ダイナマイトの発明者》としての方が有名で、此のダイナマイトが戦争で広く使用され、自分の発明で多くの犠牲が出た事に心を痛めていました。
世界の平和を何より願っていたノーベル氏は、遺言で・・・『人類の為に大きな貢献をした優れた人物に、毎年賞と賞金を贈るように』・・・と、ダイナマイトで得た莫大な財産で設立されたのが5+1分野から成るノーベル賞という訳です。
ノルウェーはというと1905年にスウェーデンから交渉で《無血独立》した間柄でして、独立までは『同君連合』(君主が同一の状態・体制の事) であった為、無血とはいっても同君連合・解消交渉のさなか、両国には極めて緊張が高まっている状態でした。
ノーベル氏はノルウェーと、母国であるスウェーデンとの友好な関係を願っていた事から、他の『物理学賞』『化学賞』『生理学・医学賞』『文学賞』『経済学賞』(ノーベル経済学賞のみ後の1968年に設立) とは別に、ノーベル平和賞の選考委員だけは《無血独立》主導中の『ノルウェー国会議員』を充てる事とし、ノルウェーとスウェーデン和平の象徴としたのです。
(*注・ノーベル平和賞の選考は1977年より現職国会議員の委員への選出を取り止めて、委員会の名称も『ノルウェー国会ノーベル委員会』から『ノルウェー・ノーベル委員会』に変更しています)
普通でしたら『出身国のスウェーデンだけで!』としてしまう処ですが、『ノルウェーも一緒に遣りましょう!』という、ノーベル氏&賞の太っ腹精神が素晴らしいですね〜(^^)。
・・・まぁ、自分の発明が戦争に大きく利用されたのが、よっぽど『腹立たしかった』のかも知れませんが(− −)。
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PS:此の続きは明日12日(木)に本記事の追記でUP予定です。
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≪2017.10.12 追記≫
少し本記事の話題から逸れるが、此処の記事を読んでいる方なら(皆が)今行われている衆院選の情勢が気になる処でしょう!(− −)。
最新の調査では『立憲民主党』が40議席を超えるとの見方が優勢らしく、事前の一般予想を覆し急速に人気を集めている様だ。
(*立憲民主党の公約としては原発ゼロの早期実現の為、使用済み核燃料の処理などの工程表を示す『原発ゼロ基本法』を策定するとしています)
話題の「小池百合子」率いる『希望の党』は伸び悩んでいるとの情報も入って来ているが、選挙戦もまだまだ始まったばかりで、今後は小池党首の動きによって『ガラッ!』と全体の情勢が変わる事も考えられ、今の段階で予想を立てるのは早いのかも知れない。
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PS:本日はあまり時間が無く、この続きは明日13日(金)にUPします。
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≪2017.10.13 追記≫
今の時期に国政選挙を行っているというのは、ドウ考えても道理に合わないと考えているという人は多いだろう。しかし『解散権は総理が握っているので仕方が無い・・・』と皆が自分に言い聞かせているのか?此の様に走り出してしまうと、事の出発が何であったかを見失ってしまいがちだ。
・・・全ては『仕方が無い』という訳だ。ソウはいっても、《野党が準備不足の状態を狙って打って出た》〜此れが解散理由の一つだとしたなら、あまりにも酷い、アンフェアな行為であり選択ではなかったのか???ましてや隣国が今の様な状態の時にである。
『国民の信を問う』というのであれば、此の様な呆れ返る程の《党利党略》では無く、少なくとも『当の国民を守る為に』時期を見計らう事位が出来なかったのか???・・・と、此処まで書けば此の先を云う必要は無いだろう。
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此の様なゴタゴタの中で重要な『原発ゼロ』等、将来のエネルギー政策までもが左右されてしまうというのが、何にしても心底嘆かわしい。
野党の混乱ぶりを批判する論調が少なくないが、その一番の原因を作ったのは何処であるのか??? 今一度考えて貰いたいと思っています。
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PS:本日はあまり時間が無く、この続きは明日14日(土)にUPします。
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≪2017.10.14 追記≫
【 お詫び 】
緊急の用事が出来てしまいまして!(^^;)今日は纏まった文が書けないので,明日15日(日)に追記出来れば・・・と思っています。
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≪2017.10.15 追記≫
最近「ドナルド・トランプ」の言動が非常に荒くなって来ていて(まぁ、トランプ氏は以前からなのだが)、長年平和を保って来た極東のバランスが『ガラガラと』音を立てて崩れ出して来ている気がしてならない。
日本で国政選挙をしている場合では無いのでは???と別頁でも書いて来たのだが・・・幾ら『日本を守る』と勇ましく見せたとしても、選挙スローガンで飛んで来る核ミサイルを撃ち落とせる訳でも無いのだし、皆ソロソロ何らかの覚悟は必要なのかも知れないナ・・・
朝鮮半島が分断されたままの状態で此処まで来てしまったのは、大部分が大国側主導の思惑有っての事だし、広い意味では日本も無関係では無かったのだから、此の様な事態になるのであったら (1990年10月3日の《東西ドイツ統一》の様に)《朝鮮統一》という『ベルリンの壁』取り除きを、無理にでも第一に考えるべきであったのかも知れない。
結局は『後悔先に立たず』という話なのだが、今の様に核戦争の危険性が極度に高まる位だったら、人の英知でナントでも出来た機会が、過去幾つかは有ったろうに・・・とも考えてしまう。
今の状態には此処数年で一気に来てしまっているので、現行までの政策対応では全くもって駄目だという事なのだ。
他国の核開発を強制的に止めさせる事は『当国の状況を鑑みても』容易では無いのだから、大国同士で私利私欲を捨て、本心から朝鮮半島、民族の統一を考える姿勢を見せたなら、向こう側の姿勢も少しは変化があると思うのだが、ドウだろうか?
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PS:此の続きは準備が出来次第、本記事の追記でUPします。
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≪2017.10.19 追記≫
ベルリンの壁というと『全く知らないという人も???』(ドウモ学生で知らん人もいる様だが) ・・・第二次世界大戦で敗れたドイツは戦勝国の『アメリカ』『フランス』『イギリス』『ソ連』(今のロシア) により1949年統治され、米・仏・英の西側によって統治されたのが『西ドイツ』、ソ連に統治されたのが社会主義の『東ドイツ』にと分けられました。
東ドイツの中に西ドイツがあるという領域の構図だったのだが、経済の格差は東西で大きく広がり、東ドイツから富める西ドイツへ居住を求める人々が続出した事で、東側は西ベルリンの周囲一体を完全に分断する事を決断する。
1961年8月13日に東ドイツが東西ベルリン間の通行を突如全面的に遮断し、西ベルリンの周囲を有刺鉄線で隔離。後にコンクリートの壁を作り、此れが《ベルリンの壁》という訳です。
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日本もドイツと同じく大戦の敗戦国なので、戦後ソ連とアメリカ等とで日本の領土を分割される案(日本・分割統治計画)もありましたが、連合国軍最高司令官として占領下の日本全権を(ほぼ)握っていた「ダグラス・マッカーサー」が其れを良しとせず、『ソ連との戦争も辞さず』と強行的な態度を取り、アメリカが一国で日本を独占する方針を執った為、ベルリンの壁の様に領土・国民が分断される事はありませんでした。
当時「ヨシフ・スターリン」率いるソ連は『北方領土』と『北海道〜東北』迄を占領する計画を持っており、またアメリカは『関東〜関西』迄、イギリスが『中国地方〜九州』迄、中国が『四国』をと連合国での分割統治する案であったが、ソ連嫌いのマッカーサーが此の《スターリン・日本4分割案》に対し強硬に逆らった為と云われています。
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PS:此の続きは明日20日(金)に本記事の追記でUP予定です。
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≪2017.10.20 追記≫
国境によって分断されるという事は、その境界を無断で越える場合(当然の事ながら)其の国の違法行為となり、ベルリンの壁で狙撃兵によって射殺された越境者は、28年間で200〜943人(*注・逮捕では無く死亡者)と正確な人数が記録されていない程だ。
それでも自由を求めて西側へ命懸けの亡命を図る者は後を絶たず、市民の不満は旅行の自由や、言論の自由を求めた大規模デモにまで発展。東ドイツの人々は西ベルリンの方向を目指すようになります。
此の状況を深刻に考えた東ドイツ政府は、妥協したと見せる為『外国旅行を無条件で認め、出国ビザを遅滞なく発行する』という規制緩和を打ち出し、第一段階として1989年11月9日には実際に『西ドイツへ今より容易に旅行出来る』内容の法律として制定する。
此の法を何の準備もないまま東ドイツ・政府報道官「ギュンター・シャボウスキー」が制定直後に発表してしまう。その上シャボウスキーは『出国ビザを遅滞なく発行する』〜コノ《遅滞なく》という部分を独自の解釈で、『出国規制を本日をもって解消』『法律は即時施行』と勘違いし、其の誤ったニュアンスのまま会見で公表してしまったのです。
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シャボウスキー会見をTVで見た市民はベルリン国境へ大挙して押し寄せたが、法律制定の直後で何も知らされていない国境警備隊は為す術もなく、ソノ勢いに乗って民衆は自らの手でベルリンの壁を壊し始め、先の話題『ベルリンの壁崩壊』という事に。
壁という象徴的な物体が崩れた事で、当初は東西ドイツで全く予定の無かったドイツ統合への機運が一気に進み、結果的には壁崩壊後たった10ヶ月と24日という短期間でドイツ統一に至った・・・という、何とも事が起こると『アッ!』という間だったのだな。
当時の常識では此の様な早期にドイツ統一が成るとは考えられておらず、《東ドイツ・政府報道官の勘違い》というアナウンスの単純なアクシデントにより、非常に重要な所謂『歴史的な出来事』が動いた事に成ります。
冗談か嘘みたいな話ですが、理不尽な過程で作られた人工的な常識とは(*勿論場合によってはですが)結局の処は希薄なモノなので、不正義な要素で歪に築かれた存在程、崩れ去る時は瞬時で呆気ない(?)という話でもありました。
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PS:此の続きは明日21日(土)に本記事の追記でUP予定です。
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≪2017.10.21 追記≫
朝鮮半島の南北国境はというと東西ドイツ国境とケースが大分違って、壁が無い代わりに有刺鉄線と地雷地帯があり、北の民間人がソウ簡単には抜け出せない状態にしているらしい。
↓ は「イ・ビョンホン」が2000年に主演した韓国映画「JSA」という作品の予告篇だが、JSAとは『Joint Security Area』の略で、韓国と北朝鮮の軍事境界38度線上・約800メートル四方の地域の事。
【映画『JSA』予告 &『板門店』(DMZ) 動画 Click】
「JSA」は公開当時に日本でも大分当たった映画なのですが、予告篇の下に実際の『板門店』DMZ (非武装区域) = 軍事境界線の動画もあります。今は観光客向けの《ツアーコース》の中に板門店も入っているソウで、お土産の売店等がある穏やかな様子が窺えます。
本動画は見た目『戦争映画?』と誤解されソウですが、サスペンス映画の要素が強く、南北の軍事関係が比較的解り易く出ている映画だと思うので、もし興味がある方がいたらチェックしてみて下さい。
(この続きは本日中にUP予定です)
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もし北朝鮮が暴発して核戦争が起こったとすると、まず被害が大きいのは韓国と米軍基地が多数ある日本で、トランプ氏が『圧力、圧力』と声高に北側を挑発しているのは、(今の処だが)アメリカ本土まで到達するミサイル=『ICBM』(大陸間弾道) がまだ向うで完成していないという、本心あっての事からなのだろうナ。
もし開戦するのなら北朝鮮でICBM完成前に(韓国と日本に被害があっても)叩いておきたいという、派手な挑発の裏にはトランプ・アメリカの思惑も見え隠れする。
『裏では和平交渉していて大丈夫なのでは?』『核の使用までは行かないだろう!』という楽観的な考えも有るようなのだが、情報をウオッチしていると今回は「金正恩」も大分・切羽詰まった状態になって来ている様子で、(正直に書きますが)個人的には相当不味い処まで来ていると見ている。
当国の政府もアメリカに歩調を合わせ『強硬路線を執っている』と相手側に示す為?、若しくはアメリカ側に示すのが一番の目的という話も聞く・・・しかし、先に云った通りアメリカとは全く状況が違うのは明らかで、現実的に『国民を守る』という事が優先なのなら、独立国家として若干でも異なるスタンスを執らないと《大変な事になる》というのが真っ当な見方なのだろう。
通常兵器での小規模な戦闘ならいざ知らず、核使用の可能性が高まっている時に『圧力一辺倒』の政策対応というのは、到底『守る』という概念を第一にしているとは思えない。・・・少々、正気の沙汰では無い印象もある。
中には『今でも』北に一定の軍事行動を起こす事を続けてほしい???とか、もうイイ加減・そんな危機をイタズラに煽るのはドウナノカ?。ソンナ事をしている場合では無いし、下手をすれば国境に関係無く、極東の広い範囲が消滅する可能性も出て来ていると思う。
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先にも書いたが、今回の件の大元である朝鮮半島・統一の課題は『元々』何とかしなければならなかったのだし、此の機会に一気に事が進められれば『結果オーライ!!!』という事にも出来るのだから、悪い案では無いかと。
東西ドイツのケースと迄は行かなくとも、5〜8年掛けての段階的な交渉にでも持ち込めれば、今の極めて危険な状態からは抜け出せるのだから、是非・其の方向に世界中の皆様で力を合わせて遣ってほしいと〜此れはあくまで此処からの願望ですが(^^)。
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PS:此の続きは明日22日(日)に本記事の追記でUP予定です。
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≪2017.10.22 追記≫
【 お詫び 】
本日追記する予定でしたが、時間が無く纏まった文が書けず、明日23日(月)に最終の追記をUPします。
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≪2017.10.23 追記≫
今回の総選挙の結果は皆が御存知だと思いますが、野党側を応援していた人向けにデータを書くとすれば、東京等・比例の得票数で与党より野党の方が勝っているケースが多く、恐らく総得票数でも野党の方が多かったという結果が出そうだ。
実数からすると必ずしも現・与党を信任している人の方が多かった訳では無く、要するに『小選挙区比例代表並立制』という《現行の選挙制度》がキーとなっていて、今回の様な分裂選挙(同一の選挙区で候補者を二分してしまう事)の場合、多くの選挙区で有権者の投票先が割れてしまっての事だったのだが、選挙結果として『ドンッ!』と出てしまうと、コンナにも現状の民意と違って来てしまうというネ(− −;)。
もう何年も前から言われている事なのだが、明らかに第二与党的であったり、揺動目的か?等々と怪しい処には『投票しない!』と決めておいた方がイイのかナ?・・・〜っと、コウ書くと又後で色々云われソウだが!(苦笑)。しかし、結局は応援してもいない与党を利する事になるので。
ウチの事務所がある選挙区では『自民』『立憲』『希望』『共産』と、『公明』『社民』等以外の主だった党が全部〜小選挙区に立ってしまっておって、投票する前から若干『コリャ、駄目だ〜〜』という感じではあったのだが・・・
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(社によってバラツキのある世論調査ではなく)国政選挙の総得票数で野党の方が上回っていた場合、多数が現・与党の(エネルギー政策を含む)方向を信任している訳では無い事が明白なので、野党側を応援していた人は『そうガッカリはしなくとも?』という事で。
本記事・12日の追記で・・・
《最新の調査では『立憲民主党』が40議席を超えるとの見方が優勢らしく》
・・・と書いたが、結果は55議席(小選挙区18・比例37)と野党第一党に。公示前の基が15だったので大躍進と云えるでしょう。大分頑張りました。
立憲は本来56獲っていた筈だったが、比例区の東海ブロックで立憲民主党の比例名簿の候補が足りなくなり、本来獲得できた1議席を自民党に譲る結果に。其れ位,立憲の人気が予想以上の勢いで上がったという事だが・・・
12日は『希望の党』にも触れていたが、此方は50議席(小選挙区18・比例32)と公示前が57だった為7も割り込んでしまった。
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PS:本追記で終了の予定でしたが、明後日25日(水)に最終の追記をします。
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≪2017.10.25 追記≫
【映画『卒業』主題歌:The Sound of Silence♪動画 Click】
◈ ↑ の動画は映画「卒業」の大きなネタバレ・シーンがありますので、映画を未見で今後観る予定のある方は再生しないで下さい。
↑ は「イルカの日」('73) や「ワーキング・ガール」('88),「心の旅」('91) 等の監督で知られる「マイク・ニコルズ」が、1967年に監督した青春映画の傑作「卒業」です。
何故・突然コノ「卒業」を記事に?・・・という説明は後にスルとして・・・
名優「ダスティン・ホフマン」が大学陸上部のスターで新聞部長でもあった主人公=ベンジャミン・ブラドックを演じていますが、ベンジャミン役は当初 (あの)「ロバート・レッドフォード」にオファーが行っていたというのだから面白い。
個性派俳優・ホフマンが演じたから『バッチリ嵌った』映画だと思うが、レッドフォードだったらモウ少し《陸上部のスター》〜的な処を強調した作りに成ったかも知れんので、大分作風が違ったのかも。
本作は何といっても「サイモン&ガーファンクル」による主題歌『The Sound of Silence ♪』(作詞・作曲はポール・サイモン) が有名なのですが、映画本編を観ていなくとも此の曲は何処かで聴いた事はあると思います。
映画タイトルが「卒業」という事もあって、青春の終わりが切々と語られる様な曲調が何とも言えませんが、青春映画の主題歌で此の楽曲を超えるのはナカナカ見つからない。(あくまで個人的な見解ですヨ)
サントラでは途中からドラムが入るが、当初伴奏はアコースティック・ギターのみだったソウで、シンプルに削るだけ削った感じがイイ味に???。曲名も『沈黙の音』という云わば捻ったというか、大変哲学的な方向なので・・・今だと映画で『沈黙』というと「スティーヴン・セガール」の『沈黙シリーズ』('92〜) を連想してチョット笑いそうになってしまう?(苦笑)〜・・・こんな話を入れてモウシワケナイ!。コノ手の名画は皆で哲学的に観るのが正解なのだろう。
もう一曲・挿入歌で『Mrs. Robinson ♪』を2バージョン紹介しているが、今回はある意味で此方が主役でして、此の話の続きは明日26日(木)に追記でUPします。
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≪2017.10.26 追記≫
「卒業」は『アメリカン・ニューシネマ』を代表とする名作の一つ。今でも人気のアメリカン・ニューシネマ作品群ですが、ネーミングは日本独自のモノで、海外では『ニュー・ハリウッド』(New Hollywood) や『ハリウッド・ルネサンス』(Hollywood Renaissance) と云われています。
・・・只、“ニュー・ハリウッド” に関しては「2001年宇宙の旅」('68) や「ゴッド・ファーザー」('72),「ジョーズ」('75) といったメジャーな大作も含まれ、日本の認識とは幾分違うニュアンスもありますので、(海外からのカテゴリィ分けでは)独立系の映画作家、映画プロデューサーが手掛けたという色合いが濃い “ハリウッド・ルネサンス” 群の作品という事で捉えた方が良さそうです。
作品例を挙げるなら・・・「イージー・ライダー」('69) や「明日に向って撃て!」('69),「真夜中のカーボーイ」('69) ,「M★A★S★H」('70) , 「スケアクロウ」('73) ,「カッコーの巣の上で」('75) , 「タクシードライバー」('76)・・・と云った作品が “アメリカン・ニューシネマ” らしい(?)と、大体の映画ファンは納得して貰えるかと思います!!(^^)。
監督で云うと「ジョナサン・デミ」「マーティン・スコセッシ」「フランシス・フォード・コッポラ」。俳優で云うと「ジャック・ニコルソン」「ロバート・デ・ニーロ」といった現代映画を代表する映画人がアメリカン・ニューシネマ出身なので、どれだけ重要なジャンルだったかが解ります。
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・・・と、此処からが何故「卒業」を本記事で触れたか?なのですが、今年の5月11日(木)に当方が管理しているエンタメBBSの御客さんで、「井伏鱒二」著の小説=「黒い雨」を女優「奈良岡朋子」さんによる《一人語りの芝居で7〜8月公演》・・・という告知がありまして、「奈良岡朋子」=「卒業」との繋がりという事だったんですネ。

◈ ↑ 画像サイズを拡大する場合は《コチラ》をクリックして下さい.
奈良岡さんというと『劇団民藝』の代表も務められている大ベテランの大女優と知っていましたので、大変恐縮してしまいまして(^^;)。・・・その際はブログ等で触れる事はしなかったのですが、今回の記事を書くに当たって映画「黒い雨」(監督:今村昌平) は ↓ の頁でも触れていまして、やはり奈良岡さんに関しても書かないと!・・という。
《Page》 参照1⇒ 【 https://gold.ap.teacup.com/frontier/314.html 】
・・・奈良岡さんの告知+「卒業」との関係については明日27日(金)に又追記で。
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≪2017.10.27 追記≫
奈良岡さんは主に舞台で活躍されていて受賞歴も華々しいのですが、本記事との関連で云うと映画では初期の頃に出演された作品で、「新藤兼人」が1952年に脚本・監督した「原爆の子」があります。
此の作品は主演が「乙羽信子」さんで、奈良岡さんは劇団民藝を創設した「宇野重吉」氏との兄妹役で出演しています。
「原爆の子」は史上初・原爆投下後の惨状を描いた映画として有名で、独立プロ系の作品でしたが第6回・カンヌ国際映画祭・コンペティション部門にも選出されている。第10回・英国アカデミー賞では国連平和賞を受賞。
作文集『原爆の子〜広島の少年少女のうったえ』('51) を基にしていて、1953年には同原作扱いで「関川秀雄」が映画「ひろしま」を撮り二年連続で制作されていて、此方は第5回・ベルリン国際映画祭長編映画賞を受賞。
「原爆の子」「ひろしま」両作共に音楽を「ゴジラ」シリーズ('54〜) の「伊福部昭」が担当していて、一部「ゴジラ」の音楽にも転用されている処も有り、同じ反核テーマの作品繋がりとして?伊福部氏は劇伴を連作扱いにしている様にも見えます。↓
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《恐らくは》だが、奈良岡さんが「黒い雨」一人語りの芝居に挑んだのは、映画出演2本目の「原爆の子」が原点として在っての事(?)で、バックボーンと云える位に大きいのかも知れません。2013年の再演ではありますが今年公演となったのはタイミングがピッタリで、此処で告知があったのも(思い返すと)大変奇遇だと思いました。
全国19ヶ所20回(*『北九州市民劇場』のみ7月23日・24日の2回)の公演で、一ケ所で一回のみの公演という事もあり、足を運ぶ機会を逃した方が多かったのかも知れませんが・・・今此の様な時期ですし、出来たら毎年遣って頂きたい!・・・其れ位に大変価値のある朗読劇だったと思っています。
・・・で、先の映画「卒業」との関係ですが、奈良岡さんは洋画の吹き替えも多数していまして、主に (今年7月31日に逝去されてしまった)「ジャンヌ・モロー」や「キャサリン・ヘプバーン」〜とフランス・ハリウッド等、大名女優の吹き替えをされていたそうです。
後「アン・バンクロフト」も「卒業」と「愛と喝采の日々」('77) 等ではTV放映時に声を担当されていて、奈良岡さんバージョンは拙者も深夜の再々放映位に一度観た記憶があります。
中でも『ミセス・ロビンソン』役は単独の挿入歌でタイトルに名が入る位、映画の話としてよく例えられる有名キャラクターですので、(*核問題とは特に関係ありませんが)余談として(息抜きに?)挙げてみました(^^)。
・・・まぁ、一応ですが、核兵器&原発と『核』に関する事柄から人類は是非《卒業してほしい!》と、ソウイウ『卒業』落ち。
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PS:此の続きは11月1日(水)に本記事の追記で最終をUP予定です。
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≪2017.11.1 追記≫
本記事10月15日の追記では “長年平和を保って来た極東のバランスが『ガラガラと』音を立てて崩れ出して来ている気がしてならない” と書いたのだが、やはり現実的に極東での核使用の危険性は(少なくとも)急激に高まって来ているのは確かだろう。
北朝鮮は最近大人しくしている様(10月24日までは中国の五年に一回ある共産党大会があったから?)ですが、昨年来・計30発以上の弾道ミサイルを発射していますし、今年7月には米本土に届くICBM級のミサイルを2発、8月には日本上空を通過する中距離ミサイルを1発と次々に発射。
極め付けは北が9月3日に強行した核実験の爆発規模(TNT火薬換算)が160キロトンと云われていて、此れは広島に落とされた原爆の10倍の規模で、先方で発表した通り地下水爆実験であった事は(ほぼ)間違いない。
危機が現実に有るのに『そんな事は無い』と隠すのはやはり不味いのであって、他でも無い今の米大統領の椅子に座っている人物が『アメリカ・ファースト』を標榜している中、専門家の間では米国に届く核ミサイル完成は来年春ごろ?との見方がある事から、以降は抑止力が効かなくなるとする予測もある。
☆
10月31日になって米・民主党上院議員ら8人が《アメリカ本土に差し迫った危機の無い状況で、大統領が議会承認なく北朝鮮への先制攻撃の決定を阻止する》という内容の法案を議会に提出した。
只、現状の連邦議会で過半数以上の多数を占めるのは共和党議員で、議会の賛同を得て採決が『可』と成るかは不透明。しかし、米政界側からもトランプ氏の挑発的な発言&圧力一辺倒の姿勢から、北が間違って暴発スル事を強く危惧しているのが、こういった処からも解る。
核を硬軟、大小の程度は差は有っても利用して来た各国に関しては、此処に来て広島・長崎からスタートした核エネルギーの実践が、いよいよ袋小路に入って来た様にも見えるが、福島の原爆事故の時と同じで幾ら完璧にコントロールしようとしても《必ず何処かには》歪が生じるモノなので、其れが今回は『北朝鮮の核開発』という事柄でもあるのだろう。
核は全面廃止の方向に持って行かないと、仮に核保有の大国同士が使用する気が無くとも、テロ等で悪用される可能性もあるのだから・・・今回ノーベル平和賞をiCANが受賞する理由となった『核兵器禁止条約』は大変大きかったと・・・
・・・とと、時間が無くなって来た!(^^;)。今回の追記で終了の筈だったが、後日もう一回追記します。
☆
≪2017.11.12 追記≫
11月13〜18日にスイスのジュネーブで行われる国連の軍縮に関する会議の中で、史上初に開催される『自律型兵器(通称・キラーロボット)の使用に関する会議』が行われ、其方の話題も本記事内に入れるか?と考えてもいたのですが、見ての通り記事が長くなってしまったので、ソノ件に関しては11月4日から開始した ↓ の『SF映画特集・2017 (2)』内に入れる事にしました。
《Page》 参照2⇒ 【 https://gold.ap.teacup.com/frontier/315.html 】
『キラーロボット』とも呼ばれる自律型兵器は、正式名称を『自律型致死兵器システム』(LAWS = LETHAL AUTONOMOUS WEAPONS SYSTEMS) という形で定義されていて、要するにAI(人工知能)が自らで標的を判断し、攻撃するシステムの兵器の事です。
2007年に著名なロボット研究者「ノエル・シャーキー」博士がLAWSの危険性を指摘。国連では2014年から非公式専門家会合で問題点を議論していました。
人為的な行為の有無など『自律』の解釈では定義が揺れている事もあり、今回行われる国連の会議はどういった内容になるのか?関心が高まっています。
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話を本題に戻して・・・
『核兵器廃絶国際キャンペーン』=iCANが今年のノーベル賞を受賞した大きな要因、今年7月に国連で採択された核兵器の開発・使用などを法的に禁止する初の国際条約=『核兵器禁止条約』で何が大きかったというと・・・
《批准した国は核兵器の保有を法的に禁じられ、保有に対しては罰則が付く》
・・・此の『罰則』が条項に入った、此れに尽きる。
此れまでは『化学兵器』『生物兵器』『対人地雷』『クラスター爆弾』等々、その使用に人道的な問題があるとされた兵器は既に使用・生産が禁止されているのだが、未だ核兵器だけは制限条約が存在しなかったので、核兵器廃絶に向け大きな一歩であった事は間違いない。
↓ の動画は今年7月7日(金)国連本部(ニューヨーク)で行われた条約交渉会議で、核兵器禁止条約が122ヶ国の賛成で採択された《歴史的瞬間》の模様。
国連加盟国(現193ヶ国)の3分の2近くに及び、何れも非核兵器地帯が設立されているか、設立に向けての構想が進んでいる諸国が支持に回りました。
◈ ↑ 動画下段は『核兵器禁止条約』採決前の2017年5月、外交政策協会の国連原子力政策に関する会議で、条約の事例について講演するベアトリス・フィンiCAN事務局長。
【 米・水爆実験 (US Hydrogen Bomb Tests) 動画 Click 】
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10月6日(金)に速報で始めた本記事も、今日11月12日(日)で終了です。長文最後まで読んで頂き有難うございました。
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PS:先に触れた通り、此の続きは ↑『参照2』頁にて今週中にUPします。
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投稿者: あさミヤ <Mikio Asamiya>
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